開放的な大空間を実現
鉄骨の家は広くて大きな空間を作れるメリットがあります。柱と柱の間隔をあけられるので木造では叶えられない構造を作り出すことができるのです。
大空間を作りたい、間取りの自由度を上げたい、空間をデザインしたい、鉄骨にはそれを叶える柔軟さがあります。
地震に強い安心の耐震性
骨組に鉄製や鋼製の部材を用いる鉄骨造の建物は、鉄や鋼の「粘り」によって地震に耐える構造です。鉄骨は、地震で力が加わったとしてもその粘りによってしなり、変形するため地震のエネルギーを吸収します。このため、倒壊しにくく、また倒壊するとしても倒壊するまでには時間がかかると言えます。
大空間を可能に
主に重量鉄骨を用いる「ラーメン構造」の場合、ブレース(斜め材)や耐力壁が不要。そのため、開放感あふれる大空間の設計が可能になります。間取りや窓の配置も自由自在。リフォームも比較的容易で、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応可能です。
狭小地や変形地でも有効活用
狭小地に家を建てる時には圧迫感が出ないよう、限られた敷地を有効活用する必要があります。木造住宅では不向きな立地でも鉄骨は建築が可能で、店舗兼用の3階建て住宅など、鉄骨は制限がある中でも活躍できるメリットがあります。
外張り断熱
鉄はもともと熱を吸収しやすいため、夏は暑く、冬は冷たくなり、冬場は結露の原因になります。建物全体を断熱材ですっぽり覆う「外張り断熱工法」の場合、熱気が鉄骨まで達しないため、結露の発生を防止。
また、暖気を放出しにくく、省エネ効果も期待できます。
※ 外張り断熱工法の他にもさまざまな工法に対応いたします。
ブレース構造
「ブレース」とは、柱と柱の間に斜めに入れて補強する鋼材のこと。柱と梁を接合した後、ブレースを入れた面を一定間隔に配置することで、強度を確保します。地震や強風など横からの力に強い構造です。主に軽量鉄骨を使用します。
ラーメン構造
大がかりな間取り変更ができ、
空間を広々使える
「ラーメン」とはドイツ語で「枠」という意味。柱と梁を強力に接合し、一体化させることで地震などによる建物の変形に強い構造が生まれます。「ブレース構造」と比べると柱が太くなりますが、柱の本数を少なくできるため、広々とした室内空間などの実現が可能に。主に重量鉄骨を使用します。
我々は有限会社善啓工業からスタートした建築会社です。創業からこれまで施設やアパート・倉庫など、鉄骨を使った工事を行ってきました。