新築 戸島の家 (大屋根平屋)
2019/11/20
今では珍しい伝統の手刻み腕木庇
こんにちは、広報担当の田上です(#^.^#)
今回は庇の話です。私は一主婦として軒と庇って大事だなーといつも思っています(笑)
雨の日など毎回そう思います。玄関から出ると軒づたいに歩いて行き車に荷物の積み下ろしや、子どもがカギを忘れて入れない時も軒や庇の下で親の帰りを待っています。
庇とは窓や扉などの開口部の上にある小さな屋根のことです。庇があるかないかでは結構大きく違うのではと思っています。庇があると日光や雨風が直接入るのを防ぐので、窓枠から筋のように汚れが付くことも少ないです。
最近は庇の無いタイプのお家もよく見かけます。もちろん庇を取り付けない場合は、外壁は汚れが付きにくい素材にしたり、窓を遮熱性にしたりとカスタマイズできます。
庇は木製庇が一般的におおいようですが、アルミやガラス製などデザインに合わせていろんなタイプがあります。
そして今回、戸島の家は【腕木庇(うできひさし)】という日本伝統の庇を取り付けました。
これは完全に施主様のこだわりです!(^^)! 意匠的な意味合いも結構多いそうです。
神社仏閣がお好きで、是非伝統の工法で取り付けたいという事でこの部分は職人の手で全て切り込んだ【手刻み】です。最近見かけなくなった腕木庇(うできひさし)、和風の大屋根にあった雰囲気で和風平屋好きにはたまらないですね!完成がとても楽しみです(#^.^#)