建築部 大学弓道場
2020/04/24
外壁下地と外壁通気
引き続き現場から( ;∀;)
外壁を取り付ける作業の前に、間柱や柱に下地の防水シートを貼ります。
その上から、胴縁という名の木の部材を打ち込んでいきます。今回は縦(たて)胴縁ですね!
胴縁は外壁を取り付ける為の大事な部材なんです。そしてこの胴縁=外壁下地材はもう一つ大切な役割があります。それは通気です!
構造の躯体である柱・梁→防水シート→胴縁→サイディングとなるわけですが、胴縁(外壁下地)とサイディング(外壁材)の間に隙間ができる事で、空気の流れが起こり、“通気”の役割をするので、木造躯体などにいい環境を作ってくれます。
いろいろ役割があって建築って本当よく考えられてますよね!
もちろん、雨水などが直接侵入する事はありませんが、劣化により目地からですとか、中で結露などの場合も防水シートが最後の砦として、躯体や建物の中への水や水蒸気の侵入を防いでくれるのです
開口部が大きいです↓
ここも胴縁をつける作業中です。お疲れ様です!(^^)!
ここには庇がつきます。
完成まで楽しみです!(^^)!