住空間プロデューサーブログ
2019/11/22
長期優良住宅
ぴゅあホームでは、長期優良住宅も手がけています。
長期優良住宅を簡単に説明すると、
①省エネルギーで光熱費があまりかからない家
②地震に強く、丈夫な家
③メンテナンスがしやすく、長く住める家
④段差が少なくバリアフリーの家
と4つのポイントがあります。
まずは①について。断熱性能をよくし、外気温の影響を少なくすることで、冷暖房に使うエネルギーを軽減すること。また、熱効率のよい給湯器を使うことで省エネ化をしたり、LEDの電球を使うことで消費電力を抑えたりすることで実現します。いずれも、二酸化炭素の排出量を減らし、地球温暖化を防ぐことに貢献できます。
②の強い家とは、例えば、筋交い(柱と柱の間に斜めに入れて構造を補強する部材のこと)を多く入れれば、強い家になるわけではありません。筋交いを入れるバランスも大切な要件です。また、筋交いだけでなく、ボードや合板なども家の強度に影響してくるので、そこまでを考慮に入れて構造計算することが求められます。
③については、耐久性のいいものをなるべく使いたいのですが、設計士にとって、これは予算とのにらめっこになります。
④は、老後のことまでを考えて造るということ。また、後々のリフォームをこうするのではないかと、想像しながら設計することも大切ですね。
長期優良住宅の条件とは関係ない部分や説明不足の部分もありますので、このトピックはまた改めてお話したいと思います。